栄養学では、「食べたものが体内で分解されて、吸収され栄養になります。
だから、いろいろな栄養をとるために1日30品目食べましょう」という考え
方が主流です。
しかし、世の中には、水だけとか、青汁だけで生きている人とか、ほんの
少しの食事だけで生きている人もいます。
極端な菜食者の場合、食事は「玄米菜食や青汁だけ」というような限られ
たものに、ときどき発酵食品などを食べるだけですが、それでも過不足のな
い栄養がとれています。
これは、食物繊維を食べると、腸にある腸内細菌や善玉菌が蛋白質やビタ
ミンも生産してくれるからです。人間の体は、食物繊維をとって、腸内細菌
がそれをすみかにして増えれば、腸内細菌が栄養になって生き続けることが
できます。
微生物を栄養にして生きるパターンになれば、ほとんど野菜だけで生きる、
青汁だけで生きる、といったレペルになるのです。
そういうときの便は、腐敗がないので、きれいな黄金色になります。
便は肉を食べるとアルカリ性(ペーハー8)になって腐敗します。ところが食
物繊維が豊富で腸内細菌が増えると酸性(pH6)になって、腐敗が起こり
ません。体の中がアルカリ性、体の外は酸性となって、健康を維持するので
す。
人間は、粗食でも生きられますが、粗食には驚くべきメリットがあります。
なんと、笑いを引き出してくれるのです。
私は最近よくニコニコしていると言われますが、努めて笑っているという
よりは、
玄米を食べたりして体調がいいと、イライラしなくなって、自然と
笑顔になったり、冗談が飛び出るのです。
笑うことは、副交感反射です。嬉しくて笑うことも、悲しくて泣くことも
すべて副交感神経の反射です。涙や鼻水、下痢やクシャミ、すべての分泌現
象と排泄反応もそうです。
下痢をした後、泣いた後、クシャミをした後はさっぱりします。寒いとこ
ろに行ったときに震えるのもそうです。そして、これらの排泄反応があった
後は、体温がO・5度上がります。
そうやって人間は体温を一瞬の間に上げる力を持っているのです。
つまり、粗食は体調を整え、笑いを引き出し、体温を上げる効果があると
言っても過言ではありません。
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