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●「免疫力を高めると癌は治る」② 病気の原因はすべて免疫力が下がること

 そもそも人はなぜ病気になるのでしょうか。
さまざまな病のすべての原因は免疫にあります。免疫は心の状態と深く関
係があります。

 心の状態が良好なとき、免疫力は高いのですが、心が暗くなって落ち込ん
だり、怒ったりすると、精神状態が不安定になり、免疫力が低下します。

 また、私たちの体は自立神経によって均衡が保たれています。自律神経は、
血管や内臓といった分野の働きに作用するものです。

 また、体がリラックスしているときは、体内で分泌、排泄が活発になります。  
涙、クシャミ、咳、唾液、尿など体から分泌物が外に出るときは、副交感神経
が優位に慟いているときなのです。

 このように、私たちの体は、日々の生活の中で、無意識に交感神経と副交
感神経をバランス良く働かせることで、心身の健康を保っています。 

 ですから、逆にこの2つのバランスが崩れると体の変調が始まるのです。


 自律神経は交感神経と副交感神経から成り、この2つが適切にバランスを
とることで、私たちの健康がコントロールされているのです。

 交感神経は運動したり、興奮するなど活動的な働きをうながす神経で、副
腎でアドレナリンというホルモンが分泌されます。すると、全身の筋肉に大
量の血液が送られて、脈を速くします。しかしその分、内臓に送られる血液
が少なくなり、内臓の働きが鈍くなるという作用もあります。

 反対に、寝るときや、貪べるとき、リラックスするときに働くのが副交感
神経で、その神経末端でアセチルコリンというホルモンが分泌されます。こ
れにより、気持ちが穏やかになり、脈はゆっくりになり、内臓への血朧が良
くなります。

 緊張しているときに食事をすると胃が痛くなったりするのは、交感神経の
働きが活発なため、消化器官への血流が不足しているからです。

 逆に副交感神経が活発でリラックスしているときは、消化管機能が順調に
働いているのです。

参考資料「病気にならない免疫生活のすすめ」
新潟大学院教授 安保 徹 著  中経文庫
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