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胃がんで、一九九七年十二月一日に胃の三分の二を切除いたしました。
その一ケ月半前、「虫の知らせ」というのか、十三年間ぶりに健康診断を受けようと思
い立ちました。結果は「胃の入口と出口の両方にガンがあるので精密検査が必要」との
ことで、即入院。以後、三週間で四回も内視鏡検査をしました。
先生方は「何かを飲んでぃませんか」と不思議そうにたずねます。私は、その年の春
頃から乳酸菌生皮物質を飲んでぃましたが、とぼけていると「ガンはニケ所とも今年で
きたものじゃない。しかも上部の方はすでに治っています。下部の方だけ急いで切りま
しょう」とおっしゃる。
私は血圧も血糖もコレステロールも肝機能もきわめて良好。肺活量も二六〇〇四cc
あって「五十歳前後の体力。その分、転移も早い」というんですね。
上が治ったのなら下も「切らずに治してほしい」というと、先生は「今までお待たせ
したのは、実は八人の医師が診ていたんです。五人は『上は治っている』といい、三人
は『全部切除しておいた方がいい』と見解に食い違いがありまして」と言います。
胃は少しでもあるとないとでは大違い。「最終的には『上のがんはもう治っている』と一致し
たので、下の方を急いで切りましょう」と説得され、手術となりました。
経過は順調でしたが、四回の内視鏡で、胃の組織が削り取られたため、胃潰瘍を起こ
しました。放っておけばガンになると、四種類の抗がん剤を飲まされました。
副作用で、口の中に発疹ができ、両足には醜い斑点がどんどん広がります。髪は抜け
て薄くなりました。手と足、二十本の指の爪もほとんどなくなりました。
特につらかったのは、手の指の関節の部分がひび割れ、直接水に触れると涙が出るほ
ど痛かったこと。朝起きたら、絆創膏を貼らないと顔さえ洗えません。
体質改善研究会の先生は「抗がん剤で長生きした話はあまり聞きません。それより免
疫力を高めた方がいい」とおっしやる。理屈はそうでも、乳酸菌生産物質だけで治す決心
はなかなかつきません。藁にもすがる思いで、体質改善研究会に何度も出席し、98年
春、自分なりに理論武装できるようになりました。
以来、抗がん剤はいっさいやめて、毎日、スティック入りの乳酸菌生産物質を十五本飲んで
おります。
あと二年の命か、五年の命か、また米寿の祝いができるかはわかりませんが、余生を
『乳酸菌生産物質』に賭けたのです。
参考資料「乳酸菌生産物質の奇跡」 平石貴久著より
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