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参考資料「乳酸菌生産物質で便秘が必ず治る本」
東京大学名誉教授 光岡知足 著 マキノ出版より
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最近、若者たちの間でふえているのが、朝食をとらないために起こる便秘です。20代の20%が朝食抜きという調査結果がありますが、朝食をとらないと結腸内の便を直腸に押し出す「胃・結腸反射」が起こらず、もっとも重要な朝の便意が感じられなくなってしまうのです。
便秘解消のためには、ぜひ朝食をとってください。
食事は便秘解消のための重要な要素です。
日本に欧米式の肉食中心の食事が普及するとともに、便秘の人がふえだし、大腸ガン患者数が欧米並みになってきたのも、食物繊維の摂取量がへったからです。
野菜、イモ、豆など、便のもととなる食物繊維の多い食品を積極的に食べましょう。また、脂肪分の多い食品は控えるようにすることも大切です。
さらに、最近ふえてきたのが、定年退職直後の男性の便秘です。
はたから見れば悠々自適でしょうが、本人は職場という心のよりどころを失い、不安な日々を送るうちに、そのストレスが自律神経(内臓などを支配している神経)の失調を引き起こし、頑固な便秘をかかえてしまうのです。
趣味を持ってストレス解消に努めると同時に、ゆったりとくつろぎ、神経を休めるような生活を心がけましょう。
ストレス解消法としては、できればスポーツをしたりして体を積極的に動かすとよいでしょう。運動不足も便秘を起こす原因の一つですし、筋力、とくに腹筋の衰えが便を押し出す力を弱め、その結果、便が出ないということもあります。
高齢になると、いっそう筋力の衰えが便秘に影響してきますから、若いうちから腹筋を鍛えておくことも大切です。
即効性のある便秘解消法としては、朝の起きがけに冷たい水を飲むことをおすすめします。それもコップー杯ではなく3杯(500ミリリットル)ぐらいは飲んでください。
胃・結腸反射や姿勢結腸反射(朝起きて直立の姿勢で動き回ったときに生じる便意)をさらに強めるのに大変有効です。
なお、慢性の便秘で習慣的に下剤を便っている人は、ほかの解消法を試しながら、少しずつ薬の量をへらしていくようにしましょう。

